快眠度自己診断チェックリスト
快眠度を自己診断する方法として「アテネ不眠尺度」があります。これはWHO（世界保健機構）が中心になり設立した「睡眠と健康に関するプロジェクト」が作成した国際規格の不眠判定法です。
以下の各項目で、過去１カ月間に少なくとも週３回以上当てはまるものを選んでください。各点数を合算し、その合計点で判断します。
寝床についてから実際に眠るまで、どのくらいの時間がかかりましたか？
いつも寝つきはよい … ０
いつもより少し時間がかかった … １
いつもよりかなり時間がかかった … ２
いつもより非常に時間がかかった、あるいは全く眠れなかった … ３
夜間、睡眠の途中で目が覚めましたか？
問題になるほどのことはなかった … ０
少し困ることがある … １
かなり困っている … ２
深刻な状態、あるいは全く眠れなかった … ３
希望する起床時刻より早く目覚めて、それ以降、眠れないことはありましたか？
そのようなことはなかった … ０
少し早かった … １
かなり早かった … ２
非常に早かった、あるいは全く眠れなかった … ３
夜の眠りや昼寝も合わせて、睡眠時間は足りていましたか？
十分である … ０
少し足りない … １
かなり足りない … ２
全く足りない、あるいは全く眠れなかった … ３
全体的な睡眠の質について、どう感じていますか？
満足している … ０
少し不満である … １
かなり不満である … ２
非常に不満である、あるいは全く眠れなかった … ３
日中の気分は、いかがでしたか？
いつもどおり … ０
少し滅入った … １
かなり滅入った … ２
非常に滅入った … ３
日中の身体的および精神的な活動の状態は、いかがでしたか？
いつもどおり … ０
少し低下した … １
かなり低下した … ２
非常に低下した … ３
日中の眠気はありましたか？
全くなかった … ０
少しあった … １
かなりあった … ２
激しかった … ３
8つの質問の点数を合計してみてください。
総得点が４点未満の人 ・・・まずまずの睡眠が取れています。睡眠障害の心配はありません。
４〜５点の人・・・不眠症の疑いが少しあります。心配ならば、睡眠障害の専門医に診てもらいましょう。
総得点が６点以上の人・・・不眠症の可能性が高いです。早いうちに、睡眠障害の専門医の診察を受けてください。病院へ行くのは気が進まないかもしれませんが、早期治療が重要です。
いかかでしたか？睡眠環境を改善するためには、まずは自身の睡眠の質を知ることが第一歩となります。
